経年美化の魅力

2025年7月18日

こんにちは。事務員ブログです。

本日は「経年美化」についてのお話をさせていただきます。

みなさんは住宅は新築の時が一番きれいだと思われている方が多いと思います。

確かに、最新の設備や傷一つない壁紙は新築の時の魅力です。

しかし、傷や色の変化も味わいとなり、家族の歴史とともに美しく成熟していく家があります。

それは、自然素材の力を生かした住宅です。

工業製品のように劣化するのではなく、時間とともに育っていくのが自然素材の住宅です。

例えば無垢のフローリングは、白木に近い色合いだったのが、年月を経て深みのあるあめ色に変化します。

子どもがつけた傷も家族の思い出となります。

ドアノブに使用した真鍮などは酸化することで深みのある色合いに変化します。

また、漆喰・珪藻土などの塗り壁はビニールクロスと違い、調湿効果や消臭効果をもっていて、年月とともに質感が落ち着いてより空間に馴染んでいきます。

経年美化は、その場所で過ごした時間や空間への愛着と思い出を刻み込みます。

弊社では一緒に過ごしてきた子どもたちが巣立った後も、この家が好きだと思ってもらえるような、時がたつほど愛着を持てるそんな家づくりを目指しています。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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