吉備中学校へ

2023年3月15日

おはようございます。

今週月曜日は那賀振興局林務課の担当者さんと、

有田川町にある吉備中学校さんへお邪魔しました。

平成24年から3年がかりで武道場、校舎、体育館などを建替えたそうです。

正面玄関から無垢の木がふんだんに使用されており、

これだけでも十分に木の良さが伝わってきますが、

驚いたのは体育館のトラス構造に無垢の梁が使用されていたことです。

木造で無垢の梁を使用してこんなにも空間をとばせるんですね。

写真撮り忘れましたが、教室の床にも杉の圧縮材が使用されていました。

圧縮材といえどもやはりすぎですので、へこみ傷が多くみられましたが、

それはそれで教員の皆様、生徒さんも「木と付き合う」良い機会になっていると

思います。傷がつきやすいというデメリット以上に、五感で得られるメリットの方が

はるかに上回っていると思いました。

そしてもう一つ驚いたのは、構造材など多くの部分の木を有田川町が材料調達し

施工業者に材料支給する方法で行われていたことです。少しでも多くの地元材を

使用する、有田川町内の木を使用するために行政側の努力や工夫がある事に感動しました。

校長先生、有田川町ご担当者の方の熱心な説明付きで1時間30分と短い時間でしたが、

良いお話を聞かせて頂きました。有難うございます。

こうやって若い人たちに、日常的に木にふれてもらう機会がある事は良いことですね。

コメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


TOPへ戻る